前回の記事で、デュアルsimスマホを用い、家族通話可能にしながらも通信費(パケ代)は安いMVNOを使用し運用を試みるイメージまではお話ししました。

しかし、私の勉強不足から招いた幾つかの失敗や苦労した経験を纏めてみましたので、もしこれからCovia CP-F03aの運用、特にFOMAsimとMVNOsim運用を検討している方がいたらご参考にして下さい。

長くダラダラとした記事になると思われますので、先ず最初に失敗苦労した結果を羅列します。

1.クロッシィからFOMAプランに切り替える際、バリュープランの適用が出来ないと言われる可能性があるため、事前準備が必要。
2.違約金はキャリアの解約やNMP時にしか発生しない。
3.違約金が発生しないのは月々サポート等終了月ではなく、その翌月である。
4.simフリー端末ではspモードメールは使えない為、ドコモメールに切り替える必要がある。
5.ドコモ端末でないと、docomo社のsimを挿していてもMydocomoへアクセスしドコモメールへの切り替えができない。
6.FOMAsimではドコモから販売されたクロッシィ対応スマホに挿しても(そのままでは)ネット接続する事ができない。
7.docomo端末でないとspモードやiモード契約していてもネット接続は出来ない。(一部例外あり)

とまあ、実際の場面に遭遇しないと何のことだかさっぱり!?と思われると思います。
重複しますが、これはCovia CP-F03a  でFOMAsimとMVNOsimにて運用を検討している方が、私のようなご苦労をされないように書いています。
実際、私はここに至るまでかなりの時間を費やしました。
ネットで調べても中々明確な回答を見つけることが出来ず大変苦労いたしましたので、同じような悩みの方がいれば少しでも参考にしていただければと思います。

では先ず1についてですが、これはkurosukeという方のブログが非常に参考になりました。 

FOMAの料金プランには、ベーシックプランとバリュープランの2種類があり内容は同じですがバリュープランはベーシックプランの半額の料金となっています。
使う側としては当然、バリュープランを選択したいのですが、ドコモのHPでは『対象機種をご購入いただいたお客様は・・・』等と明記していますので、simフリー機種はバリュープランを選択出来ないのではないかと思ってしまいます。

契約書

しかし、(上図にある)ドコモの規約を読むと、 オ の段にある通り、技術基準適合証明規則(所謂技適マーク)に適合している機種はバリュープラン選択可能と書かれています。

ドコモショップで対応したスタッフもこの事実を知らず、上記スクショを見せてコールセンターに確認をしてもらい無事に バリュープランを選ぶことができましたが、知らなければ店員の勧められるままベーシックプランにされていました。
まだまだ田舎のドコモショップではこういった事例が少ないためか、私と同じように『ベーシックプランしか出来ません』と言われる可能性がありますのでご注意下さい。

次に2と3ですが、これは完全に私の勉強不足です。

妻の2年縛りを待ちわびていよいよ満期月となった先月、ドコモショップに出掛け確認すると、『FOMAへの変更で違約金は発生しません』との回答が。
確かに言われてみればそうですよね。プラン変更だけでドコモを解約するわけでは無いので違約金は発生しません。完全に勘違いしていました。。。

3について、今回のようにクロッシィからFOMAに変更する際『Xi定期契約型総合プラン解約金』 なるものが3,000円程掛かるらしく、こういった解約金や違約金等は、終了月ではなくその翌月であれば掛からないという事らしいです。これも私の勉強不足で『2年縛りはその満了月が対象だ』と思い込んでいたための失敗でした。

では、7月に解約しないで『その翌月』 まで待てば解約金払わなくて済むのでは!?と一瞬考えましたが、今回の解約金は3,000円程度。ドコモのパケホが5000円近く支払う為、MVNOsimの月1000円を引くと毎月4000円も多く支払わなくてはなりません。
それなら3000円払ってでも一刻も早く変更したほうがパケ代節約になります。
となると、満了月を待たず早く交換したほうが得だったことに気が付きショックを受けてしまいました。 

と、ここまでが ドコモsimを安く運用する為のドコモショップでのやりとりで何とか
クロッシィ ⇒ FOMA バリュープラン へと切り替えが完了しました。

さて、その後自宅でキャリアメールの設定を行うのですがこれがまた知識不足からくる失敗により苦難の道を歩みました。

つづく。