の記事で学資保険はソニー生命と決めましたが、これも前々回の記事で書いた仕組預金と比較してみて、実際の所旨みはあるのか?ということについて調べてみました。

まず、学資保険と仕組預金を同列に比較するため、
『ソニー生命』と『SBI銀行フラット型』を1年目に一括で支払った場合の18年後の受取額を比較します(フラット型は10年満期ですが、ここでは比較の為18年に仮想延長しています)

ソニー生命で200万円を一時払にしシュミレーションをしてみると、\1,934,504の支払いに対し220万との結果が出ましたので、18年後の受取金額が220万になるように利率を計算していくと0.7625%でおおよそ220万円となりました。

次に、SBI銀行に同様の金額を入れ(利率は0.8%で決まっているので)計算すると、\2,213,073となりました。

結果、SBI銀行のほうが\13,073と僅かですが利息を多く受け取ることが出来ます。

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しかしこれは、あくまで一括で200万円を支払った場合です。
実際の所は200万円一括は厳しいので年払いや積立などにするつもりです。

そこで、『ソニー生命の年払い」と『仕組預金を1年に1回積み立てる』という条件で比較してみました。

先程と同じように、ソニー生命のシュミレーションで満期時200万円受取指定し、年払いにすると、毎年\101,240の支払いが必要で、満期に200万受取となります。
これを同じように表に当てはめ利率を計算していくと1.027%で概ね200万円となります。

あれ?先程より金利が高くなってしまうな?計算間違いかと思い再度見直しますが、やはりこの金利じゃないと200万円には到達しません。

そこで次にSBI銀行で同様の作業をすると、200万を割る結果に。

結果として、\39,212ソニー生命の方が多く受け取ることが出来るという事になります。


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私の頭が足りないので、仕組みがイマイチ理解できていませんが、
ここまでを纏めると

1.一括払いはSBI銀行が得。
2.年払いはソニー生命が得になります。

では、最後に今より年額を少なくして6万円(月5千円)とした場合、どちらが得か計算してみることに

上記2つと同様に先ずはソニー生命シュミレーションに年払い6万円と入力しシュミレーションしてみます。
毎年の支払額は\55,682で受取金額は110万円という結果が出ました。
ここから年利を計算すると、先程同様1.027%で概ね110万円に。

これをSBI銀行に当てはめると、先程と同じようにソニー生命の方が利息が高い結果となりました。

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このことにより、上記1.2纏め通り、年払いで考えているなら現時点の金利状況では学資保険が最も利率の高い商品となると思われます。

しかし、以前お話しした通り、黒田総裁がインフレ率2%目標にしている昨今、もしその事が現実となれば金利を18年間凍結させておくのは得策でないということも容易に判ります。

またその逆も然りで、金利がもし上昇しないとしたら、という場合も想定し、微々たるリスクヘッジではありますが、補助的役割程度で学資保険を購入しようと考えています。